こんにちは。クドウです。
つい最近結婚2周年を迎え、健気に料理をつくっていた頃が懐かしい…今日このごろです。
最近の大発見は「冷凍食品の麺類が超絶ウマいこと」です。
レシピの女王の座はおそらく一生狙わずに生きていきます。
まあ、いまや(もはや)こんな状態になってしまった私ですが、2年前は、新婚ホヤホヤ。
プロポーズされてすぐにゼクシイ買って浮ついていた時期がありました。
ということで、今回は、私たち夫婦(日本人とフィンランド人)の結婚式について紹介します。
なんだか私事で恐れ多いのですが、色々な問題が起こりすぎて、超大作になりそうなので、まずは婚約~婚姻届提出、そして婚姻届提出にともなって名前や国籍はどうなるのか?ということについて投稿します。
国際結婚は、本当に色々な場面で大変…と悟った初めての出来事でした。
目次
婚約~家族への報告まで
プロポーズ→両親へのあいさつ→両家あいさつ→結納 のような、日本のちょっと堅い風習はフィンランドにはありません。
ユハ(夫)からプロポーズを受け、私の両親(日本人)とは料亭みたいなところで食事はしましたが、フィンランドの家族とは結構フランクに「よろしく~」みたいな電話をしただけ。
まあ、私たちが日本に住んでいるので、距離の問題もありますが…。
両家挨拶とか、もう物理的に無理ですしね。言葉も通じませんし。
なんか寂しいという気もするし、煩わしくなくていい、という気もします。正直、たぶん後者のほうが強い。
ちなみに国際結婚については、私の両親には反対されませんでした。
(問題の)婚姻届けの提出
まず、婚姻届を提出する際に必要な書類がある
さて、ここからがリアルな国際結婚の現実ですよ。
国際結婚ということで、前もって役所に必要書類や書き方などを詳しく聞きました。
国際結婚には、日本人同士の結婚じゃ必要ない書類なども色々必要になるので、まずは役所で必要書類を詳しく聞くことをおススメします。
しかも要件は国によって色々変わるみたい。絶対先に役所で確認する方が良いです!
で、私が聞いたときに説明されたのが、日本で婚姻届を提出するとき、まず「相手の母国でも結婚している証明」が必要ということでした(ほんとに絶対必要なのかは不明)。
その証明には翻訳も必要とのこと。なんかオフィシャルなものじゃなきゃダメかと思いきや、自分で翻訳でもオッケーでした。
ということで、まずはフィンランドで結婚の届け出を出すことに。
これはメールかなんかでやったと思います。署名したかどうかすらうろ覚えですが、たしかしたかなあ、くらいあっさりしたものでした。
で、フィンランドで結婚の手続きが出来ましたよ、という証明書類を日本に送ってもらいました。
婚約届提出前日〜予感〜
両親の承諾も得て、フィンランドでの手続きも終えて証明をゲットした私たちは、ついに婚姻届を出せる!と浮かれモード。
婚姻届の提出は、伝統的に大安吉日を選びました。
しかし、その前夜、色々な書類の最終確認のときに、フィンランドから届いた書類に一箇所ムムム?な点を発見してしまったのです。
そのムムムな点というのが、フィンランドの役所が発行した結婚証明書、私の苗字と名前が逆になっていたということです。
(申請用紙では、ちゃんと正しい順番で出したのに……!!)
まあ、フィンランド人にとって日本人の苗字も名前もよくわからないものなんでしょうね。
ただ、フィンランドの役所に問い合わせたら、「それぐらいのマイナーミスは大丈夫でしょ」みたいな感じに言われまして。
私たちも、翻訳は自分たちでやったし、フィンランド語の書類だし、なんとかなるでしょ、と思い込むことにしました。
婚姻届提出当日~悟り~
前日に発覚した書類のミスについて一抹の不安をかかえながら迎えた当日。
ついにこの日がキタゼ!と意気揚々と区役所へGO!
この後に起こることは知る由もない二人…
浮かれてる。。。
そしてついに、職員に書類を提出。私の苗字と名前が逆になっちゃってることも一応説明。
………
(はやく区役所の人に、二人で婚姻届を持ってる写真撮ってもらいたい…でもオフィスワーク感に押されて、ものすご頼みづらいわ…)
とかドキドキしていたら、例の書類のミスのところで、うーん…みたいな感じになっている。
「少々おかけになってお待ちください」
(……!!!!!!!!!!!!!!)
このひと言で私たちは完全に我にかえりました。カウンターの後ろのほうでは、その職員がなにやらベテランらしき方に事情を話してザワザワしている…
それから、何回か呼ばれて、「ちょっと待ってください。(後ろでザワザワ)」、を繰り返して、もう疲れてきてます。
婚姻届の受理はまさかの保留となりました。
で、結局、区役所が出した答えが、
- 私が、「書類に間違いがあります」 という文書を署名と一緒に提出
- その書類が認められれば、今日の日付で婚姻が認められたことになる。認められなければまたフィンランドから訂正した書類を送ってもらってから出直して来い
- 認められたかどうかは後日電話で連絡する
ということでした。
え!なにそれどーいうことっすか!なんという後味の悪い感じ!!
晴れて夫婦になった?のかなってないのか、よー分からん。みたいな感じで区役所を後にしました…。
ちなみに、後日、認められましたよーて連絡は来たけど…なんだろこの気持ち…。
テンションはだだ下がり。
このとき、「ああ…国際結婚ってこんなにめんどくさい大変なんだあ…」とはじめて痛感した出来事でした。
そして、私は何も覚悟せずに重大な決断をしてしまったのでは…という恐怖を感じたのでした。
国際結婚するとどうなる?名前は?国籍は?
ちなみに、婚姻届を出すと名前や国籍はどうなるのか、ということも紹介します。
苗字は変えなくても良い
現在日本では、日本人同士で夫婦別姓は認められていませんが、外国人と結婚した場合は、夫婦別姓でもOKです。
そのまま日本の苗字で居るか、相手の苗字にするかは自由で、もし相手の苗字にする場合は改めて書類を提出する必要があります。
こんなやつ。
外国人の姓に変えるということは、メリットもデメリットも色々あるので、めちゃめちゃ悩むところかと思います。
私は婚姻届提出と同時にフィンランドの苗字に変えました。色々と考えたんですが、結局とくにクドウという苗字に執着がなかったので(お父さんお母さん(m´・ω・`)m ゴメン…)。
国籍はそのままです。
結構、外国人と結婚すると国籍はどうなるの?と聞かれたりしますが、結婚したからと言って自動的に外人にはなりません。
ただし、相手の国の在留資格の取得はわりと簡単にできるようになるでしょう。
結論
- 国際結婚をする際は、とにかく色んな手続きが面倒になるので、事前の確認は超超大事
- 国際結婚をしても、名前や国籍は変わらない
結婚式の色々については今後紹介します!