通貨・為替レート・チップなどお金のこと
currency

フィンランドの通貨
フィンランドで採用されている通貨はユーロです。
(2002年のユーロ導入までは、フィンランドマルクが使われていました。)
フィンランドは北欧諸国で唯一ユーロを採用している国です。
フィンランドのユーロコイン
~50セント

1ユーロ

2ユーロ

ユーロ硬貨はそれぞれの国で絵柄が違っているのですが、フィンランドのユーロ硬貨もしっかりフィンランドのモチーフが入っています。
1セント~50セント硬貨にはフィンランドの国章の「金色のライオン」が、1ユーロ硬貨にはフィンランドの大地を飛ぶ2羽の白鳥が、2ユーロ硬貨にはクラウドベリー(北欧で採れるベリーの一種)がそれぞれ刻まれています。


ちょっとわかりづらいですが、よく見てみると2ユーロコインのサイドには「SUOMI(フィンランド語でフィンランド)」「FINLAND」の文字が刻まれています。
ちなみに…以前の通貨フィンランドマルッカ

こんなのもうちに見つかりました。お札の顔になっているラッセ・ヴィレーンさんは結構イケてたオリンピックの陸上選手らしいです。
両替
両替は空港内やショッピングセンター内などにある両替所、銀行、郵便局で可能です。両替所ごとにレートが違っているので少し比べて見てみるといいかも。空港など両替所が多いところは割といいレートで取引しています。
レート以外で一応考えておくべきなのは、どんな金額を両替しても手数料は固定料金とられること。「1回いくら」と一定の料金が必ずかかってくるので、何度も両替することにならないように注意が必要です。
街中にある両替所は割高なので、管理人はいつも空港で両替しています。といっても、一回の旅行で使うくらいの両替であれば、差は何百円とかそれくらいなので、そこまでナーバスにならなくてもいいとは思います。フィンランドではForex(フォレックス)という両替所がメジャーらしい。
フィンランドの税金・物価
フィンランドは日本と比べると信じられないくらい消費税率が高い国です。しかし、軽減税率を採用しているので、食料品や医薬品などは比較的低い税率がかけられています。以下が商品の分類ごとの税率です。
- 24%: 一般的な商品。ほとんどの商品はこの税率が適応される。
- 14%: 食料品、レストランや出前サービス、動物のエサ
- 10%: 本、医薬品、交通機関の利用料金、映画館の入場料など文化的なイベント、エンターテイメントサービスの入場料、ホテルの宿泊費、家賃など
※免税について:一店舗40ユーロ以上の買い物をした場合、所定の免税手続きをすれば9.8%~16%の消費税が戻ってきます。
参考:Finnish Tax Administration
この数字だけ見るとフィンランドでの買い物ってどれだけ高くつくんだ…と思うかもしれませんが、税率の高さは物価の高さにそれほど直結していない感覚があります。
ちなみに、ビックマックの値段を比べてみた

370円
VS

4.1ユーロ
日本のビックマックが370円なのに対して、フィンランドでは4.1ユーロ、つまり約518円!
(2016年4月現在の価格とレート:1ユーロ=124.24円で計算)
うーん…やっぱりたけえや!
チップ
フィンランドにチップの習慣はありません!レストランでもホテルでも、全く心配しなくて良いです。よかった!
クレジットカード
フィンランドではクレジットカードが日本よりも普及していて、ほぼどこでも使えます。マックでも使えます。
VISAが一番普及していて、次にMasterCardが広く使えます。JCBは使えないところもあるので、VISAカードを一枚持っていると安心です。