フィンランドの郵便について
postal service

フィンランドの郵便
フィンランドの郵便局はPosti(ポスティ)という名前。オレンジのロゴが目印です。だいたい街の中に数軒、スーパーマーケットの中にも入っています。
営業時間はその支店にもよりますが、だいたい月~金曜日は8:00~20:00まで。スーパーやコンビニの中に入っている店は土日も営業していることが多いです。詳しくはPostiのWebサイト(英語)で調べることが出来ます。
・Posti 郵便局検索画面:City/municipalityのところに都市名を入れるとその地域の郵便局の情報が表示されます。
ただし、「日本郵便のような安全・確実なサービスを期待しない」前提での利用をお勧めします。サービスがめちゃくちゃ悪いわけではないのですが、何日か遅延することもあったりするので、色々と余裕を持って使うほうがよさそうです。
フィンランドから日本への郵便物の送り方
宛名の書き方
① 送り主の名前と住所
② 郵便クラスのステッカー
③ 切手
④ 送付先の名前と住所
⑤ VIA AIRMAILの表記(国際郵便ということを示す)
AIRMAILということ、とJAPANというところさえ強調すれば、他は日本語でOKです。が、心配なら英語にしましょう。
日本さえ到着すれば、あとは日本の郵便局の管轄なので、何かトラブルがあっても日本郵便とのやりとりになります。
1. ポストカード・絵はがき・手紙を送る
ポストカードや手紙は、日本と同じように切手を買って送付します。切手の金額は、日本と同じように重さで判断されますが、それ以外に「Priority(ファーストクラス)」と「Economy(セカンドクラス)」というクラスがあり、クラスごとに値段が少し変わります。ファーストクラスとセカンドクラスの違いは、到着までの日数です。ファーストクラスは到着まで最短2日、セカンドクラスは1週間程度かかります。
※ファーストクラスを使う場合、ファーストクラスの切手のほかに”PRIORITY”と書いたシールを、セカンドクラスを使う場合はセカンドクラスの切手プラス”ECONOMY”のシールを貼らなければなりません。なんという二度手間!
送料の目安
20グラム未満: €1.30(ファーストクラス)€1.20(セカンドクラス)
20~50グラム:€2,80, €2,00
こんな可愛いムーミン切手もあります。
切手は色々なところで手に入りますが、郵便窓口で重さを量ってもらって値段を計算してもらうのが一番安全だと思います。
2.荷物を送る
フィンランドから荷物を箱につめて送りたい場合、普通便とEMSが使えます。
EMSは少し高いけれど、到着までの日数が短く、早く送ることが出来ます。
送り方は、郵便窓口で国際郵便を送りたい旨を伝えて、必要な伝票をもらい記入して窓口に渡します。
Invoice(送り状)には、中身に入っているものと価格(だいたいでいい)も書かなければなりません。分からなかったら窓口の職員に確認しながら手続きをしてください。国際便で送れないものもいくつかあり、たしか液体はダメだったはず。事前に確認することをお勧めします。
<普通便(Priority)の特徴と注意事項>
料金: 2kg以内 €38,00 5kg以内 €50,00 10kg以内 €78,00 15kg以内 €107,00 30kg以内 €192,00 (2016年4月現在)
サイズ制限: 最長辺が2メートル以内かつ周囲が3メートル以内のもの
配送日数: 6-14日(投函日は含めない)
追跡サービス: あり
<EMSの特徴と注意事項>
料金: 2kg以内 €90,00 5kg以内 €134,00 10kg以内 €206,00 15kg以内 €308,00 30kg以内 €400,00 (2016年4月現在)
サイズ制限: 最長辺が2メートル以内かつ周囲が3メートル以内のもの。
配送日数: 2-8日(投函日は含めない)
追跡サービス: あり
詳しいことは、Postiホームページ(英語)でも見ることが出来ます。