こんにちは。finnba管理人のクドウです。
フィンランド語を勉強したり、フィンランド人と接する機会が増えると、フィンランドの「マジかよ」みたいな名前に出くわすことが結構あります。
今回は、そんな日本人からすると変わった、ちょっと面白いフィンランド人の名前、特に苗字について紹介します。
※フィンランド人を馬鹿にするためではなく、ただただ興味があるので調べただけですよ!
目次
下ネタっぽい苗字
ELO(エロ)
直球でいいですね。エロさん。フィンランドではめずらしくない普通の名前。
ちなみに、フィンランドではELOは英語のlifeと同じような意味らしいです。
PANTSU(パンツ)
パンツさん。。。これはちょっとめずらしいみたいですが、フィンランドでもだいたい1000人以上はいるようです。
フィンランドでかなり一般的な「ミルカ」「ヘンナ」という下の名前と組み合わさった場合よりインパクトは強烈。フィンランドにはミドルネームもあるので、「ミルカ・ヘンナ・パンツ」という名前もあり得るわけです。
同じような苗字だと、PANTTI(パンティ)、PANTTILA(パンティラ)があります。パンチラさんか…。
UKONMAANAHO(ウコンマーンアホ)
下ネタかつちょっとひねった感じで、小学生なら大喜びするであろうこの苗字。
かつて一世風靡した携帯電話の会社「NOKIA」の日本法人の前社長の名前も、マウリ・ウコンマーンアホさんでした…。ジョークですが、NOKIAが日本から撤退したのは、この人の名前のせいだった、とかも言われています。
マウリ・ウコンマーンアホ氏
出典:news.mynavi.jp
確かになあ…「ウコンマーンアホです」て言われて、この人の話がまともに入ってくるまで時間はかかるだろうなあ…。
てか、当時の部下は大変だったろうなあ…と勝手に同情してしまいます。
ちょっと悪口っぽい苗字
AHO(アホ)
これも直球でいいですね。ahoはフィンランド語で、草原(field with grass)という意味らしく、「田中」くらいめっちゃくちゃ良くある名前です。フィンランド元首相もエスコ・アホさん。
エスコ・アホ氏
出典:wikipedia
私も、イギリスに留学している時、韓国語を勉強している「Laura Aho(ローラ・アホ)」というクラスメイトが居ました。彼女は、かつて日本語を勉強していたけれど、結局挫折して韓国語に移ったそう。詳しい理由は聞きませんでした…。
このAhoは色々な苗字の一部としてもよく見かけます。Ahonen(アホネン)とかもそのひとつ。
AHOKAS(アホカス)
アホよりもより悪口感の強い、アホカス。これも一般的な名前。
ユハ・アホカスさんというグレコローマンレスリングの選手が割と有名。
ASIKAINEN(アシカイネン)
Amin Asikainen(アミン・アシカイネン)というボクサーが有名らしい。
JOKIAHO(ヨキアホ)※フィンランド語は、jはヤ行の音で読みます。
既出のアホの派生ですが、なんか好きなんで入れました。良きアホってなんか邪念がない感じでいいですね。憎めない。
RISTOLA(リストラ)
会社にいたら不吉な存在になってしまいそうですが、これもフィンランドの一般的な苗字です。
関西弁編
フィンランド人の名前は〜ネンで終わることが多いので、なんとなく関西弁に聞こえるような苗字があります。
PAAJANEN(パーヤネン)
「私、パーヤネン」と言われると、なんかその場の緊張が緩みそう。個人的には可愛いと思います。
SUMMANEN(スンマネン)
元ホッケーコーチのRaimo Summanen(ライモ・スンマネン)など、まあまあいる名前。
ライモ・スンマネン氏
出典:wikipedia
所有格「スンマネンの」という形では、スンマセンとなります。
まとめ
フィンランドには、英語圏の名前とは一味違った、パンチの効いたものも結構多いようで楽しいです。
フィンランド人と結婚した身としては、旦那がこのどれでもなくて良かった…というのが本音ですが……。
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